東京とフランスを行き来し、将来を意識し始めた10代の頃から、誰もが人生を力強く自由に生きられる社会について考えていました。それを叶えるためにはどうすれば良いか？ 当時は漠然としていましたが、フランスと日本を拠点に自分のビジネスを立ち上げ、成功と失敗、学びと挑戦を重ねながら、自分がやりたいことをやるには個人ではなく企業化することが必要だと痛感しました。それから29歳で起業。

自分がこれだ、と思ったヨーロッパブランドを日本に上陸させると同時に、日本では未だ知られていなかったフレグランスメゾンの香りと、香りのあるライフスタイルを紹介。

その後、店舗開発やVMDなど、香りに係わる仕事のオファーが増え、人気ブランドのオリジナルの香りを創るOEMもいちはやく手掛けました。いっけん美しく、華やいだ世界。周囲からは優雅に仕事をしているように見えていたかもしれませんが、私の中では小舟で大海を進むように、どう舵を切れば望む方向に行けるか、楽しい場所を目指すなら、もっと大きな舟で多くの人と一緒にそこを目指したい、そのためには何が足りなくて何が必要か？ と常に真剣勝負で、絶えず挑戦を重ねてきました。

今はその頃とは違う景色の中にいますが、「誰もが人生を力強く自由に生きられる社会を」という思いは今も私の原動力であり、Trinityの土台となっている人を癒やし元気にする美の仕事は、その思いと繋がっていると確信しています。

変化の激しい時代。これからは、生きる力と、どう生きるかがもっと大切になってきます。

── 美しさは、生きる力。

Trinityは、女性の一生を応援するビューティビジネスを進めると共に、若い世代や美容技術者たちが力強く生きていけるよう、チャンスと活躍の場を広げてまいります。

Trinity CEO　冨松 美佳